■日本造園学会関東支部 第18回学生デザインワークショップ
まとめ本が完成しました(PDF)
Summer Studio 2022 講評会のご案内
ワークショップ期間中の最終発表と講評会に関するお知らせです。
参加学生33人、6チームからの発表となります。
「多古町コミュニティプラザでの対面形式」と「ZOOMによるオンライン配信」での開催です。
オンライン参加の定員は100名となっております。
お時間があれば、是非ご参加ください。
日時:2022年9月18日(日) 13:00〜18:00
ZOOM URL:
https://us02web.zoom.us/j/84849739714?pwd=UVlIWWxlR29qQUdzcnY1M2FUYUxVZz09
ミーティングID: 848 4973 9714
パスコード: 668438

■テーマ
水 と 土 と 空 と 生きる
〜次世代につなぐ多古町の風景「郊外2.0」〜
千葉県の北東部に位置し、豊かな自然環境と田園風景が広がる多古町。
豊富な"水" と肥沃な"土"によりもたらされる多古米が有名ですが、"空"の玄関口=成田空港の東側に隣接し、世界に一番近い日本の田舎でもあります。
他の市町村と同様に人口減少と少子高齢化が進む一方、子育て支援の施策により移住者も多く、また、コロナ禍や新たな生活様式により、二拠点居住などでも注目されています。
近年では、町の中心部の多古台において、移住者の受け入れや子育て支援を目的とした開発が進められており、バスターミナルを中心として、戸建てや商業施設の開発、大型の子育て支援施設などが整備されています。
過去に幾多の紆余曲折を経て建設された成田空港は、2029年完成を目指した空港機能の拡張化計画が進められており、同時に圏央道の整備も行われています。多古町ではこれを契機として、町への新たな人口流入や産業誘致等の波及効果を期待し、地域と空港の発展による好循環を目指した地域づくりが検討されています。
そこで、2022年のサマスタは、成田空港の機能強化による様々な開発や影響を受け、岐路に立つ多古町において、"水(雨・地下水・川・海)と土(地形・水田・畑)と空(空港・気候・空気) と生きる" ことを再考し、次世代につなぐ多古町の風景「郊外2.0」を提案します。
提案対象地は、古くからの町の中心であり、今後の発展が期待される「多古台とその周辺」です。風景や自然環境にとっては、マイナスとなりうる開発のインパクトをプラスに変える提案を探求します。
■目的
提案をまとめるプロセスにおいて、様々な分野の学生(造園・建築・都市計画・土木・観光・健康・体育・社会・経済・経営・教育など)が、分野の枠を超えた議論を行い、幅広い分野の知見を集め、具体的な都市改善の動きにつなげる実践的な提案や、社会に対する新たな可能性を持つ提案を発信する。 学生は、社会人チューター(計画・設計実務者)と共に課題に取り組む。また、会期中では様々な専門家(教育、行政、計画・設計実務者など)からも指導・助言を頂く。 上記の活動により、社会課題に対し幅広い視野を持ち、社会に対し説得力のある提案を行うことのできる将来を担う人材育成の場とする。
■対象地
千葉県多古町、多古台とその周辺
周辺地図(google map)
■運 営
【チーム編成】
5人程度/チーム、5〜6チーム程度を編成予定。様々な専攻分野の学生メンバーによるチームワークを通じた創造的な共創の実現を目指す。
【チューター制度】
ランドスケープ計画・設計実務者を中心に、学生の指導・助言を行う。チューターは各チームに2人付く予定。期中に様々な専門家の方にも指導・助言を頂く。
※新型コロナウィルスの影響により、一つの会場に集合したワークショップを開催できない場合は、web会議システムなどを利用したリモート開催も検討中。リモート開催の場合は、詳細を応募者へご連絡します。
■スケジュール
○8/12(金) 応募締切
○9/4(土) キックオフMTG
【会場:ZOOM(オンラインミーティング) 時間:10:00〜18:00】
ゲストによる話題提供
石井 秀幸・野田 亜木子 スタジオテラ
上條 慎司 上條・福島都市設計事務所
伊藤 孝仁 AMP/PAM (アンパン)
馬場 未織 建築ライター・NPO法人南房総リパブリック
○9/4(日)〜9/9(金) プレサーベイ期間
各グループでワークショップに向けての準備作業(現地調査・スケッチなど)
○9/10(土)〜9/18(日) ワークショップ期間
グループに分かれ提案を検討する。コアワーキング2日間×2回を設ける。
最終日に成果発表・上記ゲストによる審査を行う。
コアワーキング@ 9/10(土)・9/11(日)【会場:多古町】
コアワーキングA 9/17(土)【会場:各チューター事務所+zoom】
9/18(日)【会場:多古町+zoom】
○11月?12月 関東支部大会(担当大学)にて発表
※各作業は、各チームチューター指導の下、チームメンバーの予定を摺合わせて行う。
■学生募集方法 8/12(金)応募レポート締切
【定員】 30名
【資格】
大学 学部生・大学院生・研究生
(学校・学部・学年・居住地域は問わない)
【応募条件】
キックオフミーティング・プレサーベイ・ワークショップ・支部大会に出席できる学生。
ワークショップ期間で支部大会に向けた必要資料は一通り完成させ、ワークショップ後は各チームで必要に応じて修正の作業イメージ。
また、各チームより希望者を募って有志チームをつくり、まとめ本の編集作業を行う。発行する冊子に編集メンバーとして名前を記載する。
【応募方法】
下記の情報とレポートをGoogleフォームにて担当事務へ送付
※レポートは選抜・チーム編成の検討資料となる。
1)学校・学部・学科・学年・氏名・Eメールアドレス(PC用が望ましい)
2)以下に対する意見レポートをPDFデータにて提出
(a:500字程度、b:200字程度)
a.今回のテーマに対するアイデア
※ランドスケープに限らず専攻分野からの独自の視点、現実に縛られすぎない自由な意見を求める
※キックオフミーティングで集まった未来像やアイデアの多様性を披露・共有する
※レポート作成は、図面・スケッチ・テキストなど自身の得意な方法で表現可能とする
b.学生デザインワークショップへの参加動機
3)各自の得意分野・興味がある分野のアピール(自由になるべく多く書く)
ex) プレゼン資料作成スキル(手書きスケッチのスキル、CAD・スケッチアップ・フォトシ ョップ・イラストレーターなどのソフトを使いこなすスキル)、コンセプトやストーリー立案スキル、ワークショップでのファシリテーション能力、得意分野(植物、生態学、観光、スポーツなど) など
【参加費】
3,000円/人(コアワーキング@ 9/10(土)にて集金)
※各回ミーティング会場までの交通費は実費
※食費・宿泊費は実費
■チューター募集方法 8/12(金)応募締切
【資格】
学生を育てる視点を理解いただける方。
ランドスケープ及び関連分野の計画・設計の実務に携わっている方。
登録ランドスケープアーキテクト(RLA)有資格者が望ましい。
実務年数3〜5年程度以上。
【募集条件】
原則として、全てのミーティングに参加。
学生の検討作業の指導を行う。
作業を行う日時の設定は、チーム毎に学生とチューターで話し合って決める。
諸事変更に関しては、チューターと担当事務局にて調整。
【応募方法】
下記必要事項を記載の上、Eメールにて担当事務局宛にお送りください。
氏名、所属、連絡先住所・電話・Eメールアドレス、出身大学・専攻(学部)、実務年数、主な実績、資格
【その他】
チューター2〜3人1チームを指導予定。
全ての過程で学生指導を行う条件で、関東支部より委嘱状を発行します。
これは造園CPD制度に登録する際に利用でき、教育形態430に該当します。
(20単位)
■担当事務局(問合せ・申込先)
岸 孝(関東支部運営委員)
E-mail:ss.jila.kanto[atmark]gmail.com ([atmark]を@に置き換えてください)
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■過去の学生デザインワークショップ
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